ホームページ制作費用の相場はいくら?依頼先別・目的別に徹底解説
更新日:2026.04.28
カテゴリー:お役立ち記事:Webサイト制作・運用
「ホームページ制作を依頼したいけど、費用の相場がまったくわからない」「見積もりをもらったが、これが適正価格かどうか判断できない」——愛媛・松山をはじめ、香川・徳島・高知・広島など四国・中国地方の中小企業や個人事業主の方から、こうしたご相談を日常的にいただきます。
ホームページ制作の費用は、依頼先や目的・ページ数・機能によって数万円から数百万円まで幅があります。この幅の広さが「相場がわからない」という混乱を生んでいます。この記事では、依頼先ごとの費用相場・目的別の費用目安・見積もりを正しく読むためのポイント・コストを抑えるコツ・公開後の維持費まで、ホームページ制作の費用に関する情報をひとつにまとめて解説します。
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ホームページ制作費用の相場早見表
まず全体の相場感を把握するために、依頼先・規模別の費用目安を示します。
|サブスク型・月額制サービス
初期費用:0〜5万円程度
月額費用:5,000円〜3万円程度
特徴:テンプレートベースで初期コストを最小化。創業間もない事業者・個人事業主に向いている。
|フリーランスへの依頼
制作費:5万円〜30万円程度(一括)
特徴:担当者と直接やり取りできる柔軟さがある。品質・対応範囲は個人差が大きい。
|中小規模の制作会社
制作費:30万円〜150万円程度
特徴:デザイン・SEO・運用サポートまで一括対応できる会社が多い。中小企業・個人事業主への依頼に最も現実的な選択肢。
|大手・総合Web制作会社
制作費:100万円〜数百万円以上
特徴:大企業向けの大規模案件・システム開発を含む高度なサイト構築が主軸。中小企業の小規模案件には対応しないケースも多い。
費用が安い・高いだけで判断せず、「なぜその価格なのか」「何が含まれているのか」を確認することが重要です。
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依頼先別の費用相場と特徴

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サブスク型(月額制)のホームページ制作サービス
初期費用を最小限に抑えながら、プロが制作したサイトを月額定額で利用できるサービスです。近年急速に普及しており、特に創業間もない事業者・個人事業主・小規模事業者に選ばれています。
費用の特徴は、制作費の代わりに月額料金が継続して発生する点です。月額1万円のサービスを5年使うと総額60万円になります。「初期費用が安い=総額が安い」ではないため、利用予定年数で総額を試算したうえで判断しましょう。
サービスによってはデザインのカスタマイズに制限がある、解約するとサイトが使えなくなる(データを持ち出せない)といったデメリットもあります。契約前に「解約時のデータ引き渡しポリシー」を必ず確認してください。
なお、プロのデザイナーが制作するサブスク型サービスであれば、テンプレートを活用しながらも高品質なデザインを実現できるケースがあります。費用を抑えながらクオリティも担保したいという方に向いています。
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フリーランスへの依頼
クラウドソーシングサービス等を通じて、個人のデザイナー・エンジニアに依頼する方法です。制作会社より費用が割安になりやすく、担当者と直接やり取りできる柔軟さが特徴です。
費用相場の幅が大きい理由は、スキル・経験・対応できる範囲が個人によって大きく異なるためです。「デザインのみ」「コーディングのみ」という形での依頼に向いており、SEO・運用サポート・CMS設定まで含めた総合的な依頼は難しいケースもあります。
依頼前にポートフォリオを確認し、納期・仕様・修正回数・著作権の帰属を書面で取り決めてから進めることが重要です。廃業・連絡不能などのリスクも考慮が必要で、長期的な運用・保守を見据える場合は制作会社への依頼がより安心です。
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中小規模の専門制作会社
中小企業・個人事業主を主な対象とし、デザイン・コーディング・SEO対策・CMS構築・運用サポートまでまとめて依頼できる会社です。担当者との距離が近く、要望が伝わりやすい点も特徴です。業種特化型(医療・飲食・不動産など)の会社も多く、同業種の実績が豊富な会社を選ぶと採算が取りやすくなります。
費用の内訳としては、デザイン費・コーディング費・CMS設定費・SEO初期対応費・テキスト作成費(対応している場合)・修正費などが含まれます。見積もりには「何が含まれていて何がオプションか」が明記されているかを確認しましょう。複数社に相見積もりを取ることで、適正価格の判断がしやすくなります。
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大手・総合Web制作会社
大企業向けの大規模なWebサイト構築・システム開発・マーケティング支援をワンストップで提供する会社です。実績・体制・ブランド力は高いですが、費用は中小企業にとって現実的でないケースがほとんどです。中小企業の場合は、中小規模の専門制作会社のほうが費用対効果は高くなることが多いです。
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目的別・サイトの種類別の費用相場

ホームページの費用は、「何のためのサイトか」によっても大きく変わります。目的別の目安を示します。
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コーポレートサイト(会社紹介)
会社概要・事業内容・採用情報などを掲載する基本的なコーポレートサイトです。
5〜10ページ程度のシンプルな構成:30万円〜80万円程度
デザインにこだわった本格的なコーポレートサイト:80万円〜200万円程度
コーポレートサイトは「信頼性を示すための名刺代わり」という側面が強く、デザインのクオリティが企業イメージに直結します。
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集客・問い合わせ獲得サイト
SEOや広告からの流入を増やし、新規顧客との接点を作ることを目的としたサイトです。SEO設計・コンテンツ構成・問い合わせ導線などに専門的な知識が必要になります。
基本的な集客サイト:40万円〜100万円程度
SEO対策・コンテンツ設計を含む本格的な集客サイト:80万円〜200万円以上
公開後のSEO改善やコンテンツ追加も視野に入れると、制作費に加えて月次の運用費用も発生します。
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ランディングページ(LP)
特定のサービスや商品へのコンバージョン(問い合わせ・購入など)を最大化するための1枚もの縦長ページです。
シンプルなLP:10万円〜30万円程度
高品質なLP(動画・アニメーション・A/Bテスト等含む):30万円〜100万円以上
LPは広告と組み合わせて使われることが多いため、制作後の広告運用費も合わせて予算計画を立てましょう。
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オウンドメディア・ブログサイト
企業がコンテンツマーケティングを目的として運営するメディアサイトです。記事の蓄積によって長期的なSEO効果が期待できますが、継続的なコンテンツ制作が必要になります。
オウンドメディアの初期構築:50万円〜150万円程度
公開後の記事制作費:1本3万円〜10万円程度(外注の場合)
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ECサイト・予約システム付きサイト
商品購入・オンライン予約などの機能を持つサイトは、機能開発の工数が増えるため費用が高くなります。
シンプルなECサイト(既存プラットフォーム活用):30万円〜100万円程度
フルカスタムのECサイト・予約システム:100万円〜数百万円以上
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業種・用途別の参考目安
実際の制作現場では、業種や目的によっても相場観が異なります。参考として以下に目安を示します。
飲食店・カフェ・サロンなどの店舗サイト
20万円〜80万円程度(メニュー・予約フォーム・アクセス情報が中心)
士業(税理士・行政書士・弁護士など)の集客サイト
40万円〜120万円程度(SEO設計・専門性のアピールが重要)
医療・クリニックサイト
50万円〜150万円程度(医療広告ガイドラインへの対応が必要なため専門性が求められる)
建設・リフォーム・不動産サイト
50万円〜200万円程度(施工事例・写真の充実度が集客に影響)
製造業・B2Bのコーポレートサイト
50万円〜200万円程度(信頼性・実績の訴求が重要)
いずれの業種でも、「SEO対策・集客まで視野に入れた設計か」「担当者が自社の業種を理解しているか」が費用対効果に大きく影響します。
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費用を左右する主な要素
ホームページの制作費が高くなる・安くなるのには、理由があります。費用に影響する主な要素を把握しておくことで、見積もりの内訳を正しく理解できます。
ホームページの制作費が高くなる・安くなるのには、理由があります。費用に影響する主な要素を把握しておくことで、見積もりの内訳を正しく理解できます。
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ページ数・コンテンツ量
ページ数が多くなるほど制作工数が増え、費用は上がります。「必要最低限のページ数に絞ってスモールスタートし、後から拡充する」という方針は、初期コストを抑える現実的な方法です。一般的なコーポレートサイトでは、トップページ・会社概要・事業内容・アクセス・お問い合わせの5ページ前後が最低限の構成の目安です。
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デザインのオリジナル度
テンプレートを活用する場合は費用が下がり、完全オリジナルのデザインは上がります。自社のブランドイメージに合わせたオリジナルデザインにこだわるかどうかが、費用に大きく影響します。テンプレートを活用した場合でも、カラーリング・画像・文章のカスタマイズによってオリジナル感を出すことは十分に可能です。
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機能・システムの複雑さ
問い合わせフォームのみなら費用への影響は小さいですが、予約システム・会員機能・決済機能・在庫管理など複雑な機能が加わるほど開発費用は増加します。機能は「本当に必要かどうか」を慎重に判断し、不要な機能は省くことがコスト削減につながります。
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CMSの種類と設定
WordPressなどのCMS(コンテンツ管理システム)を導入すると、自社で更新・管理がしやすくなります。CMS導入費用は制作費に含まれることも多いですが、テーマのカスタマイズや独自機能の開発が加わると費用が上がります。WordPressは世界で最もシェアの高いCMSで、更新・拡張の自由度が高く、多くの制作会社が対応しています。
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SEO対策の有無
タイトルタグ・メタディスクリプション・ページ構造などの基本的なSEO設定が含まれるかどうか、また上位表示を目指すためのキーワード設計・コンテンツ最適化まで対応しているかによって費用が変わります。SEO対策は公開後の集客に直結するため、費用を省きすぎると結果的にコストパフォーマンスが下がります。
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テキスト・素材の用意
テキスト(文章)や写真・画像を自社で用意できる場合は費用が抑えられますが、制作会社にライティング・撮影・画像調達を依頼すると費用が加算されます。事前に「何を自社で用意するか」を決めておくと見積もりが正確になります。
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制作スケジュール・納期
通常のスケジュールより早く公開したい場合、特急料金が発生するケースがあります。余裕を持ったスケジュールで依頼することが、費用を抑えるうえでも品質を高めるうえでも効果的です。「いつまでに公開したいか」を決めてから制作会社に相談しましょう。
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維持費・ランニングコストの目安
ホームページは作って終わりではなく、公開後も継続的なコストが発生します。見落とされがちな維持費を把握しておきましょう。
▼サーバー費用:月額1,000円〜5,000円程度
Webサイトのデータを保管・公開するためのレンタルサーバーの費用です。WordPress運用であれば月額1,000〜3,000円程度の共有サーバーで対応できます。
▼ドメイン費用:年額1,000円〜3,000円程度
自社のURLに使うドメイン(例:moveq.co.jp)の年間維持費です。
▼SSL証明書:無料〜年額数万円
サイトの通信を暗号化するSSL証明書の費用です。多くのレンタルサーバーでは無料のSSLが提供されています。
▼保守・サポート費用:月額1万円〜5万円程度(依頼する場合)
セキュリティ更新・バックアップ・不具合対応・テキスト修正などのサポートを制作会社に依頼する場合の費用です。CMSで自社更新ができる環境であればこの費用は抑えられますが、技術的なトラブル対応は専門家に依頼することを推奨します。
▼コンテンツ更新・SEO改善費:月額2万円〜10万円程度(外注する場合)
ブログ記事・お知らせ・事例の追加など、定期的なコンテンツ更新を外注する場合の費用です。自社で対応できるなら発生しません。
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費用を抑えるコツ

ホームページ制作費用をコストパフォーマンス高く活用するためのポイントをまとめます。
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ページ数・機能を必要最低限からスタートする
最初から多くのページ・機能を詰め込もうとすると費用がかさみます。最小限の構成で公開し、効果を見ながら追加していくスモールスタートの考え方が有効です。公開後のアクセス解析で「どのページが見られているか」「どこから問い合わせにつながっているか」を確認しながら、優先度の高いページから追加していくのが合理的です。
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テキスト・素材を自社で用意する
文章・写真・ロゴなどを自社で準備できると、制作会社への依頼範囲が絞られ、費用が下がります。特にテキストの品質はSEOにも影響するため、自社の言葉で書けるものは積極的に用意しましょう。写真は高品質なフリー素材サイトを活用するだけでもコストを大幅に抑えられます。
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複数社に見積もりを依頼して比較する
1社だけに相談して即決するのは避けましょう。2〜3社に同じ条件で見積もりを依頼し、費用の内訳・提案内容・担当者の印象を比較することで、適正価格の判断がしやすくなります。見積もり依頼は無料であるケースがほとんどです。
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補助金・助成金を活用する
小規模事業者持続化補助金などを活用すると、ホームページ制作費用の一部を補助してもらえる場合があります。申請から受給まで時間がかかりますが、費用負担を大きく軽減できます。詳しくはMOVE Qの補助金活用ガイドもご参照ください。
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月額制サービスで初期費用を抑える
まずは月額制のサブスク型サービスで低コストにWebの存在感を作り、事業が安定してから本格的なサイト制作に投資するという段階的な方法も有効です。
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修正・変更は制作中にまとめて行う
制作が始まってから頻繁に変更・追加要望を出すと、都度追加費用が発生するケースがあります。ヒアリングの段階でできる限り「こうしたい・こうしたくない」を明確にしておくことで、修正回数を減らし費用のコントロールができます。参考にしたいサイトのURLや気になるデザインの画像を事前に集めておくと、打ち合わせがスムーズになります。
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見積もりを正しく読むためのポイント

「一式〇〇万円」という曖昧な見積もりでは、後から追加費用が発生するリスクがあります。見積もり時に確認すべきポイントを整理します。
|含まれているもの・含まれていないものを確認する
デザイン費・コーディング費・CMS設定費・SEO設定費・テキスト作成費・画像費・修正回数の上限がそれぞれ明記されているかを確認しましょう。「一式〇〇万円」という見積もりは後からトラブルになりやすいため、項目別の内訳を必ず求めましょう。
|オプションになりやすい項目を把握する
スマートフォン対応(レスポンシブ対応)・SSL設定・Googleアナリティクス設定・フォーム設置などが、標準に含まれるかオプション扱いかは会社によって異なります。特にレスポンシブ対応は現代では必須と言える仕様ですが、念のため確認しておきましょう。
|公開後のサポート内容を確認する
公開後のテキスト修正・不具合対応・ページ追加などが有償か無償か、保守サポートの契約形態(月額か・スポットか)を事前に把握しておきましょう。
|著作権・データの帰属を確認する
制作したデータ(デザインデータ・ソースコード等)の著作権・所有権が制作会社側に残るケースがあります。後でリニューアルや他社への乗り換えを検討したときに困らないよう、契約書で確認しておきましょう。
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よくある質問(FAQ)

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Q. ホームページ制作に補助金は使えますか?
小規模事業者持続化補助金を活用すれば、ホームページ制作費用の一部(ウェブサイト関連費として最大12.5万円)を補助してもらえる場合があります。ただし交付決定前の着手・発注は補助対象外になるため、補助金活用を検討している方は先に申請の準備を進めましょう。
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Q. 安い見積もりが来た場合、どこを確認すればいいですか?
「なぜ安いのか」の理由を確認することが重要です。テンプレート活用・ページ数制限・修正回数制限・SEO設定なし・スマートフォン対応なし・公開後のサポートなしといった理由が明確であれば問題ありませんが、理由が曖昧な場合は後から追加費用が発生するリスクがあります。
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Q. ホームページのリニューアルと新規制作では費用が変わりますか?
リニューアルは既存サイトの構成・データを引き継ぐかどうか、どこまで刷新するかによって費用が変わります。デザインと一部ページの更新にとどまる場合は新規制作より安くなりますが、全面的な再構築であれば費用は新規制作とほぼ変わらないケースもあります。現在のサイトの情報を制作会社に共有し、見積もりを取ることをおすすめします。
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Q. 制作費が高いほどよいサイトができますか?
必ずしもそうとは限りません。費用が高くても自社の目的に合っていなければ効果は限定的ですし、費用が中程度でも目的に合った提案・デザイン・SEO設計がされていれば十分な成果が出ます。「費用対効果」の視点で比較することが大切です。制作会社の実績・担当者の提案力・コミュニケーションのしやすさも、サイトの完成度に大きく影響します。
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まとめ
ホームページ制作費用の相場は、依頼先・目的・ページ数・機能によって大きく異なります。シンプルなコーポレートサイトを中小規模の制作会社に依頼する場合は30万円〜80万円程度、集客を重視した本格的なサイトでは100万円以上になることもあります。
費用の比較では「何が含まれているか」「公開後のサポートはあるか」「データの著作権はどこに帰属するか」を必ず確認しましょう。複数社に見積もりを依頼して比較することが、適正価格を見極める最も確実な方法です。
また、公開後の維持費(サーバー・ドメイン・保守サポート・コンテンツ更新)も含めたトータルのコストで判断することが、長期的な費用対効果を高めるポイントです。「初期費用だけで判断しない」という視点を持つことが、ホームページ制作を失敗しないための最大のポイントです。
ホームページは作って終わりではなく、公開後の運用・改善・コンテンツ追加によって集客効果が積み上がっていくものです。費用対効果を最大化するためにも、公開後の運用・改善まで伴走してくれる制作会社を選ぶことを意識しましょう。予算と目的を整理したうえで、複数社に相談してみることが最短の近道です。
MOVE Qは、愛媛・松山を拠点に香川・徳島・高知・広島をはじめ全国の中小企業・個人事業主のホームページ制作を手がけています。シンプルなコーポレートサイトから集客・SEOを重視した本格的なWebサイトまで、予算と目的に合わせたご提案が可能です。
「費用感を聞いてみたい」「見積もりをもらったが適正かどうか確認したい」という段階からでも、お気軽にご相談ください。ホームページ制作とInstagram運用代行をワンストップで対応できるのがMOVE Qの強みです。初期費用を抑えたい方向けの月額制サブスクプランもご用意しています。まずはお気軽にご連絡ください。
