Contact Us? お問い合わせ・資料請求 お問い合わせ・資料請求

ホームページのファーストビューとは?デザインのポイントとサイズ・参考事例を解説 

更新日:2026.06.15

カテゴリー:お役立ち記事:Webサイト制作・運用

ホームページにアクセスしたユーザーが、最初の数秒で「読み進めるか/離脱するか」を決めるエリア。それがファーストビューです。Googleの調査でも、ユーザーは約3秒以内にそのページに留まるかを判断するとされており、ファーストビューの質が離脱率やコンバージョン率(CVR)に与える影響は非常に大きなものになります。


自社のホームページからの問い合わせが伸びないし、広告で集客しても成果につながらない…

そのお悩みの多くは、ファーストビューの設計を見直すだけで改善できることが少なくありません。本記事では、ホームページのファーストビューとは何かという基本から、最適なサイズ、必要な要素、デザインのポイント、改善方法、業界別の参考事例、よくある質問まで、初心者の方にもわかりやすく解説します!

社長

社長


愛媛県松山市を本社に、香川・徳島・高知・広島など四国・中国地方を中心に全国対応でホームページ制作・Webデザインを手がけるMOVE Q株式会社の知見をもとに、サイト運営の現場で実際に効果のあった考え方を交えてお届けします。


01

ホームページのファーストビューとは|定義と役割


ファーストビューとは、ホームページやWebサイトにアクセスした際、スクロールをしない状態で最初に表示される領域のことです。英語では「Above the fold(フォールドより上)」と呼ばれ、新聞を二つに折ったときの上半分にあたる、もっとも目立つ部分から派生した言葉です。

つまり、ユーザーがあなたのホームページを訪問した瞬間に目にする「顔」となる画面領域のことを指します。FV(First Viewの略)と呼ばれることもあります。


01-a

ファーストビューの役割

ファーストビューの役割は、大きく次の3つにまとめられます。

1.そのサイトが何のサイトなのかを瞬時に伝える

2.ユーザーの興味を引き、続きを読みたいと思わせる

3.問い合わせや資料請求などのアクションへ誘導する

これらの役割をひとつの画面で同時に果たすには、限られたスペースに必要な情報を整理し、ユーザーの目的とサイトの目的を最短で結びつける設計が求められます。ビジネスにおけるホームページの第一接点でもあるため、その重要性は年々高まっています。メッセージが伝わるかどうかは、ファーストビューの作り方ひとつで大きく変わります。


01-b

ファーストビューとメインビジュアルの違い

似た言葉に「メインビジュアル」があります。メインビジュアルは、サイトの世界観を伝える大きな画像や動画そのものを指す言葉で、ファーストビューの中に含まれる一要素です。ファーストビューは画面全体のエリア、メインビジュアルはその中心に置かれる視覚要素、と理解しておくとよいでしょう。


02

ファーストビューが重要な理由|3秒ルールと離脱率


ファーストビューがなぜこれほど重要視されるのか、データに基づいて見ていきましょう。


02-a

ユーザーは3秒以内に判断する

Googleの調査によると、ユーザーはWebページを開いてから約3秒以内に、そのページに留まるか離脱するかを判断するとされています。さらにNielsen Norman Group(ニールセン・ノーマン・グループ)の研究では、ユーザーの約8割がファーストビューのみを読み、スクロールして下部のコンテンツまで閲覧するのは2割程度というデータも示されています。

つまり、どれだけ良いコンテンツを下に用意しても、ファーストビューでユーザーの心をつかめなければ、その情報はほとんど読まれないまま終わってしまうのです。


02-b

離脱率の高さ

業界調査では、ファーストビューだけを見て離脱するユーザーの割合は、コーポレートサイトで40〜60%、ランディングページ(LP)では70〜90%にも上るといわれています。広告経由のLPほどユーザーの興味が浅いため、ファーストビューでの離脱率は高くなる傾向があります。


02-c

改善で得られる効果

裏を返せば、ファーストビューを改善することは、もっとも投資対効果の高いサイト改善施策のひとつです。複数の調査やWebマーケティングの現場事例では、効果的なファーストビューに改善することで、離脱率が最大40%程度下がり、CVRが20〜30%向上した事例も報告されています。広告費を増やすよりも、まずファーストビューを見直すほうが、成果につながるケースは多いのです。


02-d

SEOにも間接的に影響する

ファーストビューはSEOの評価にも関連します。ユーザーが3秒以内に離脱せず、コンテンツを読み進めてくれるサイトは滞在時間が伸び、Googleのアルゴリズムからも「価値のあるページ」と判断されやすくなります。表示速度・モバイル対応・視覚的な安定性を評価する「Core Web Vitals」も、ファーストビューの表示速度に大きく関わっています。


03

ファーストビューの最適サイズ|PC・スマホ・タブレット別


ファーストビューはデバイスごとに表示領域が大きく異なるため、それぞれに合わせたサイズ設計が欠かせません。最新の画面解像度シェアをもとに、現在の推奨サイズを整理します。


03-a

PC向けの最適サイズ

StatCounterの統計では、日本国内のPCモニターは1920×1080pxのシェアが約25%でトップ。次いで1536×864px、1366×768pxと続きます。ノートPCの普及により、低解像度のモニターも一定数残っているのが現状です。

そのため、ファーストビューの設計では次のような目安が広く使われています。

  • 横幅: 1920px(コンテンツ幅は1200px前後に集約)

  • 高さ: 550〜750px(ブラウザのタブ・タスクバーを差し引いた可視範囲)

ノートPCの13インチクラスでは縦の可視範囲が500〜600px程度に縮むため、ファーストビューの主要情報は600px以内に収まるように設計するのが安全です。


03-b

スマートフォン向けの最適サイズ

日本国内のスマホでは、iPhone 14・15シリーズの390×844pxや、iPhone 13・14 Proの393×852pxがシェアの上位を占めています。Android端末の標準は360pxで、海外向けサイトを意識する場合は360pxを基準にすると安心です。

  • 横幅: 390px基準(375pxや360pxにも対応)

  • 高さ: 600〜650px(アドレスバーやタブバーを差し引いた可視範囲)

スマホでは画面が縦長で1カラム表示になるため、PCのレイアウトを単純に縮小するのではなく、優先順位の高い情報から並べ替えるという考え方が必要になります。


03-c

タブレット向けの最適サイズ

タブレットは横幅768〜1024pxが中心です。iPadなど主要機種を踏まえ、ファーストビューの高さは740〜800px程度を目安にします。横向き利用にも対応するため、レスポンシブデザインで柔軟に切り替えられる設計が望まれます。


03-d

レスポンシブ対応とブレイクポイント

これらのサイズに個別対応するのは大変ですが、CSSのメディアクエリで「ブレイクポイント」を設定すれば1つのHTMLファイルで複数のデバイスに対応できます。一般的なブレイクポイントは以下のとおりです。

  • ≦767px: スマートフォン

  • 768〜1023px: タブレット

  • 1024〜1439px: ノートPC

  • ≧1440px: デスクトップPC・大型ディスプレイ

メインビジュアルの画像は、srcset属性を使ってデバイスごとに2〜3段階のサイズを用意し、WebP形式などで容量を抑えると、表示速度の向上にもつながります。

04

ファーストビューに必要な6つの基本要素

優れたファーストビューには、共通して配置されている基本要素があります。すべてを詰め込む必要はありませんが、以下の6つは押さえておきたいパーツです。


04-a

ロゴ

「どの会社・サービスのホームページか」を瞬時に伝える要素です。多くのホームページでは左上に配置されています。ロゴが小さすぎたり、目立たない位置にあると、運営元がわからないまま離脱されてしまう可能性があります。


04-b

グローバルナビゲーション

サイト全体の構成を伝えるメニュー部分です。会社概要、サービス一覧、事例、ブログ、お問い合わせなど、主要なページへのリンクをまとめます。項目数は5〜7個程度に絞ると、ユーザーが迷わずに目的のページを選べます。


04-c

キャッチコピー(ヘッドコピー)

ユーザーがもっとも目を向ける文章要素です。「誰に向けて」「何を提供するサイトか」を一文で伝えます。短く強いコピーがあるかどうかで、ファーストビューの印象は大きく変わります。


04-d

メインビジュアル

写真・イラスト・動画など、サイトの世界観や雰囲気を伝える視覚要素です。商品やサービスの内容を直感的に伝えると同時に、ブランドのイメージを形成します。


04-e

CTA(Call To Action)ボタン

「お問い合わせ」「資料ダウンロード」「無料相談」など、ユーザーに次のアクションを促すボタンです。ファーストビュー内にCTAを配置することで、CVRが20%程度向上したという事例も報告されています。


04-f

信頼性を示す要素

実績数、導入企業のロゴ、賞・認証マーク、メディア掲載などを目立つ位置に配置することで、「このサイトは信頼できる」とユーザーに伝えられます。BtoBサイトや高単価サービスのコーポレートサイトでは特に効果が高い要素です。


05

デザインのポイント|キャッチコピー・配置・色・フォント


基本要素を揃えたうえで、それらをどう見せるかがデザインの腕の見せどころです。実務でよく使われるポイントを紹介します。


05-a

キャッチコピーは「具体的な数字」と「ベネフィット」で

「品質にこだわった製品」よりも「累計購入3万人が選ぶ理由」のほうがクリック率が高い、というABテスト結果はWebマーケティングの現場で繰り返し報告されています。具体的な数字・実績・ベネフィット(ユーザーが得られる結果)を入れることで、訴求力は大きく上がります。

ターゲットが「これは自分のための情報だ」と認識できる言葉を選ぶことが、ファーストビュー作成のもっとも重要なポイントです。


05-b

視線の流れを意識した配置

人の視線にはZ型・F型と呼ばれるパターンがあり、左上から右、そして下へと流れます。ロゴは左上、キャッチコピーは中央、CTAボタンは右上または中央下、といった配置にすると、視線の動きに沿って情報が自然に伝わります。


05-c

色は3〜4色に絞り、コントラストを確保

ファーストビューで使う色は、ベースカラー・メインカラー・アクセントカラーの3色程度に絞ると、まとまりが生まれます。CTAボタンには、背景と十分なコントラストのあるアクセントカラーを使い、「ここを押せる」と一目でわかるようにします。

明るく軽快な印象を演出したい場合は白やパステル系、信頼感や高級感を演出したい場合は深い青やグレーなど、ブランドイメージと連動した配色を選びましょう。


05-d

フォントは可読性を最優先に

キャッチコピーには大きく太いゴシック体を使い、本文に読みやすい和文書体(Noto Sans JP、游ゴシックなど)を組み合わせるのが定番です。スマホでも読みやすいよう、キャッチコピーは24px以上、サブコピーは16px以上を目安に設計します。


05-e

余白で情報の優先順位を伝える

要素を詰め込みすぎないことも重要なポイントです。要素と要素の間に十分な余白を設けることで、ユーザーは何を見ればよいのかを直感的に判断できます。


06

メインビジュアルの選び方|写真・動画・イラストの使い分け


ファーストビューの主役となるメインビジュアル。何を使うかで、サイトの印象は大きく変わります。


06-a

写真の特徴

商品の実物、サービスの利用シーン、スタッフの表情など、リアリティと信頼感を伝えたい場合は写真が向いています。高解像度で統一感のあるトーンで撮影されたオリジナル写真は、それ自体がブランドの強みになります。視覚的なインパクトの強い写真をひとつ用意できれば、ファーストビューの印象は大きく変わります。

ストックフォトを使う場合は、いかにも素材集然としたありがちな写真は避け、競合と差別化できる雰囲気を持つ画像を選びましょう。


06-b

イラストの特徴

抽象的な概念、サービスの仕組み、手順などを伝える際にイラストは強力です。やわらかい印象を与え、業界外のユーザーにも理解しやすい表現ができます。SaaSやIT領域、コンサル系の会社、自治体の広報サイトなどで、イラストを使ったファーストビューが多く採用されています。UI/UXデザインの観点からも、複雑な情報を簡単に整理して伝えるツールとして、イラストの価値は高まっています。


06-c

動画の特徴

短時間で多くの情報を伝えたい場合、動画が効果的です。動画マーケティングの事例では、LPに動画を導入することでCVRが80〜86%向上したケースも報告されています。背景動画として静かに流す方法と、ユーザーが再生する形の埋め込み動画の両方が一般的です。SNS広告から流入してきたユーザーに向けて、広告クリエイティブと近いトーンの動画をファーストビューに置くと、メッセージの一貫性も保てます。

ただし動画はファイルサイズが大きく、表示速度を下げてしまうリスクがあるため、ファーストビューでの使用には注意が必要です。圧縮形式の最適化や、最初の数秒を軽量化する工夫が求められます。


06-d

1枚絵かスライドショーか

メインビジュアルを1枚絵にするか、複数の画像を切り替えるスライドショーにするかも判断のポイントです。伝えたいメッセージを1つに絞れる場合は1枚絵が効果的で、複数のサービスや実績を見せたい場合はスライドショーやスクロール連動の動きが活用されます。


07

CTAボタンの設計|行動を促す配置とデザイン


ファーストビュー内のCTAボタンは、サイト全体のCVRに直結する重要な要素です。「ファーストビューにCTAを配置」した場合と「ページ下部のみに配置」した場合を比較すると、CVRが20%向上したという事例もあります。


07-a

CTAボタンの3つの基本ルール

CTAボタンを設計するときは、次の3点を押さえます。

1.目立つ色であること。ファーストビュー全体の中で、もっとも視線を引く色をCTAに割り当てます。

2.押せるとわかる形であること。立体感、影、角丸などで「ボタンらしさ」を演出します。

3.何が起こるかが文言でわかること。「お問い合わせ」「無料資料ダウンロード」「30秒で見積もり」など、クリック後の体験が予測できる言葉を選びます。


07-b

ボタン文言のABテストで成果は変わる

ある事例では、「今すぐ無料版問い合わせ」というハードルの高い文言から「無料版を使ってみる」という気軽な表現に変えただけで、CTAクリック率とCVRが大幅に改善しました。文言ひとつでユーザーの心理的ハードルは大きく変わります。


07-c

配置位置の工夫

スマホではCTAボタンを画面下に追従させる「フローティングCTA」を組み合わせると、スクロール中でもいつでもアクションを起こせる導線がつくれます。長いページでは、複数箇所にCTAを設置するのも有効な手段です。


07-d

角の形・サイズ・余白

ボタンの角を丸めると親しみやすい印象、角ばらせると力強い印象になります。あるECサイトのテストでは、角丸ボタンのほうがクリック率が10%向上した事例もありました。サイズはタップしやすい44px×44px以上を目安にし、周囲には十分な余白を取って、押しやすさを確保します。


08

業界別のファーストビュー参考事例


ファーストビューの正解は、業界やターゲットによって異なります。代表的な業界ごとに、参考になる設計の方向性を整理します。


08-a

コーポレートサイト(一般企業)

会社の事業内容を一文で伝えるキャッチコピーと、企業の信頼感を示すビジュアル、お問い合わせ・採用・サービス紹介などへの導線を配置します。BtoB企業では、導入企業のロゴ一覧や実績の数字を入れると、説得力が増します。


08-b

ECサイト・通販サイト

季節キャンペーンの訴求、おすすめ商品、送料無料などのメリットを前面に出します。商品検索バーをファーストビュー内に置き、ユーザーが目的の商品にすぐたどり着けるようにする設計も人気です。


08-c

ランディングページ(LP)

広告から流入するユーザーは、興味のレベルが浅い状態です。広告クリエイティブとファーストビューの訴求にギャップがあると、即離脱されてしまいます。広告のメッセージとファーストビューのキャッチコピーを揃え、商品の中心的なメリットを最初の3秒で伝える設計が必要です。


08-d

医療・クリニックのホームページ

患者さんの不安をやわらげる配色(白・水色・緑系)と、清潔感のあるビジュアルが基本です。診療科目、診療時間、アクセス、予約方法をファーストビュー内に配置することで、ユーザーは迷うことなく行動できます。


08-e

自治体・公共系のサイト

幅広い年齢層が利用するため、シンプルでわかりやすいデザインが求められます。アクセシビリティへの配慮(コントラスト比、文字サイズ、キーボード操作対応)も欠かせません。


08-f

不動産・住宅・サービス紹介サイト

物件や施工事例の写真が主役となる業界です。高品質な写真と、検索条件(エリア・価格・間取りなど)の絞り込みをファーストビュー内に配置すると、ユーザーは効率的に物件を探せます。

業界ごとの参考事例は、デザインギャラリーサイトを閲覧することで効率よく集められます。自社と近い業界の上位サイトを定期的に観察し、共通する設計パターンを取り入れることが、効果の高い改善方法のひとつです。


09

ファーストビュー改善の手順とツール|ヒートマップ・ABテスト


「現状のファーストビューを改善したい」という場合、感覚や経験則ではなくデータに基づいて進めることが成果への近道です。標準的な手順を紹介します。


09-a

ステップ1|現状の課題を可視化する

最初に、現在のサイトがどこで離脱しているのかを可視化します。Google Analytics 4(GA4)でファーストビュー直後の直帰率やスクロール率を確認し、問題のあるページを特定します。


09-b

ステップ2|ヒートマップで「なぜ離脱したか」を把握する

ヒートマップツールを導入すると、ユーザーの視線の集中エリア、クリック箇所、スクロール到達率などを視覚的に確認できます。代表的なツールには、無料で使えるMicrosoft Clarity、国産のミエルカヒートマップ、Ptengine、Contentsquareなどがあります。多くのツールはタグを設置するだけで利用でき、A/Bテスト機能やセッションリプレイ機能を備えているものも増えています。

たとえば「ファーストビューからセカンドビューへのスクロール率が30%」というデータが出れば、70%のユーザーがファーストビューで離脱していることがわかります。改善の優先順位もここから見えてきます。離脱対策としてどこから手をつけるべきかが、感覚ではなくデータで判断できるのが大きなメリットです。


09-c

ステップ3|仮説を立てて改善案を作る

ヒートマップから得た情報をもとに、「キャッチコピーが響いていない」「CTAボタンが目立っていない」「画像が重く表示が遅い」などの仮説を立てます。一度に多くを変えるのではなく、影響の大きい要素を1〜2点に絞って改善案を作ります。


09-d

ステップ4|A/Bテストで検証する

改善案の効果は、A/Bテストで検証します。現在のファーストビューをAパターン、改善版をBパターンとし、訪問者をランダムに振り分けて、CVRやクリック率を比較します。

A/Bテストの結果、改善案のほうが優れていれば本実装し、効果が出なければ別の仮説で再挑戦します。あるWebマーケティング会社の事例では、ファーストビューのキャッチコピーとCTAボタンの文言を変えただけで、CVRが2週間で約3倍に上がったという報告もあります。


09-e

ステップ5|PDCAを回し続ける

ファーストビューの改善は1回で終わるものではありません。ユーザーの興味やトレンド、競合の動きは常に変化します。定期的にデータを確認し、PDCAを回し続けることで、サイトは継続的に成長していきます。


09-f

表示速度の改善も忘れずに

どれだけ良いデザインでも、ファーストビューが表示されるまでに時間がかかれば、ユーザーは離脱してしまいます。Googleが提供する無料ツール「PageSpeed Insights」で表示速度を計測し、画像の圧縮・遅延読み込み・不要なスクリプトの削除など、表示速度の最適化もあわせて進めましょう。


10

作成時のよくある注意点と失敗パターン


ファーストビューを作成・改善するときに、多くの企業が陥りがちな失敗を整理しておきます。


10-a

情報を盛り込みすぎる

サービスの特長、料金、実績、事例、お客様の声、キャンペーン情報……すべてを詰め込みたくなりますが、限られた画面に多くの情報を置くと、ユーザーは「何を見ればよいのか」が分からなくなり、結果的に離脱してしまいます。ファーストビューの目的はひとつに絞ることが重要です。


10-b

PCの表示しか確認していない

PCで完璧に見えても、スマホでは文字が小さすぎたり、ボタンが画面外に出てしまったりするケースは少なくありません。スマートフォンからのアクセスが7〜8割を占める業界も多いため、必ずスマホ・タブレット・PCの3つで実機確認することをおすすめします。


10-c

ターゲットが曖昧

「誰に向けたサイトなのか」が曖昧なまま作ると、誰の心にも刺さらないファーストビューになります。ターゲットを具体的なペルソナまで落とし込み、その人の悩みや興味に直接答えるメッセージを作ることが大切です。


10-d

流行りのデザインに振り回される

おしゃれなデザイン、人気のパターン、最新のwebデザインのトレンド――こうした情報に振り回されると、本来伝えるべきメッセージが薄まってしまいます。トレンドは参考にしつつも、自社の強みや目的を最優先に判断しましょう。


10-e

公開して終わりにする

ファーストビューは作って終わりではありません。公開後にユーザー行動のデータを取り、定期的に改善することで、効果は積み上がっていきます。運用フェーズまで見据えた制作会社と組むのが理想です。


11

よくある質問


ホームページのファーストビューについて、お客様からよくいただく質問にお答えします。


ファーストビューにすべての情報を入れるべきですか?


入れる必要はありません。ファーストビューの目的は「続きを読みたい」と思わせることです。すべてを詰め込むより、もっとも伝えたいメッセージを一つに絞り、残りはセカンドビュー以降に展開する設計のほうが、結果的に成果につながります。

画像と動画、どちらが良いですか?


伝えたい内容と業界によって変わります。商品の質感や利用シーンを伝えたいなら写真、サービスの仕組みを直感的に伝えたいなら動画やイラスト、というように使い分けるのがおすすめです。動画は表示速度に影響するため、ファイルサイズや圧縮形式に配慮しましょう。

ファーストビューに広告色を強く出すと逆効果ですか?


ユーザーがどんな目的で訪問しているかによります。広告経由のLPであれば、訴求を強く打ち出すことが効果的です。一方、コーポレートサイトのトップで広告色を強く出すと、信頼性を損なうことがあります。サイトの性格と流入経路を踏まえて判断しましょう。

ファーストビューの改善で、どれくらい効果が出ますか?


業界やもとのサイトの状態によって差はありますが、複数の事例では、CVRが20〜30%向上したり、離脱率が大きく改善したりするケースが報告されています。ABテストを継続することで、長期的にはさらに大きな成果を得ることも可能です。

ファーストビュー改善だけを依頼することはできますか?


はい、可能です。サイト全体のリニューアルではなく、ファーストビューに絞った改善(部分リデザイン)だけでも、十分な成果が得られることがあります。まずは現状のサイトを共有いただき、課題を整理するところから一緒に進めるのが一般的です。

自社で改善する場合、無料でできることはありますか?


はい。Microsoft ClarityのようにヒートマップとセッションリプレイIを無料で使えるツールや、PageSpeed Insightsのような表示速度の無料分析ツールがあります。まずはこれらを活用して現状を把握し、改善の方向性を考えるところから始めるのがおすすめです。


12

まとめ|成果につながるファーストビュー作りに

ホームページのファーストビューは、サイトの第一印象を決め、ユーザーの行動を左右する重要なエリアです。最初の3秒で「自分にとって価値があるか」を判断されるからこそ、適切なサイズ、必要な要素、そして明確なメッセージとデザインが欠かせません。

本記事で紹介したポイントを整理すると、次のようになります。

  • ファーストビューはPC・スマホ・タブレットそれぞれに最適化する

  • ロゴ・ナビ・キャッチコピー・メインビジュアル・CTA・信頼要素の6つを意識する

  • 具体的な数字とベネフィットを盛り込んだコピーで興味を引く

  • 視線の流れに沿った配置で、ユーザーの判断をサポートする

  • ヒートマップとA/Bテストでデータに基づいた改善を続ける

ファーストビューは一度作って終わりではなく、運用しながら継続的に改善することで、サイト全体の成果につながっていきます。広告や集客に投資する前に、まずは受け皿となるファーストビューを整えることが、もっとも費用対効果の高い施策のひとつといえるでしょう。

弊社MOVE Q株式会社では、愛媛・松山を本社に、香川・徳島・高知・広島など四国・中国地方の企業さまを中心に、全国対応でホームページ制作・Webデザイン・ファーストビュー改善のソリューションを提供しています。自社サイトの実績や事例も多数掲載していますので、あわせてご覧ください。

「ホームページからの問い合わせを増やしたい」「ファーストビューだけ改善したい」「広告の費用対効果を上げたい」など、サイト改善に関するご相談を随時受け付けています。お近くの地域はもちろん全国どこからでも対応可能です。初回のご相談・お見積もりは無料ですので、まずはお気軽にお声がけください。

Contast Us?

Webサイト・クリエイティブ制作や運用等で
お困りの方は、気軽にご相談ください。

089-909-9233( am10:00~pm18:00 )