インスタグラムアカウントの削除・復元方法を徹底解説
2025/11/14
目次
1インスタグラムアカウントの削除と復元についての基本知識
・アカウント削除の種類とその影響
・アカウント復元の可能性と条件
2インスタグラムアカウントを削除する手順
・ブラウザからの削除手順
・スマホアプリからの削除方法
3削除したアカウントの復元方法
・復元可能な期間と手続き
・復元できない場合の対処法
4アカウント一時停止と削除の違い
・一時停止の手続きとその効果
・一時停止からの復元方法
5よくある質問
・削除したアカウントのID再取得は可能か?
・復元手続きでのトラブルシューティング
1|インスタグラムアカウントの削除と復元についての基本知識
Instagramでは、「削除」と一言でいっても、実は 2つのカテゴリー に分かれていることをご存じでしょうか。知らないまま操作してしまうと、フォロワーや投稿、DMの履歴が本当に消えたり、逆に残ってしまったりと、後で困るケースも多いため、この違いを理解しておくことは重要なポイントです。
● アカウント削除の種類とその影響
インスタグラムのアカウント削除には、(1)完全削除(本削除) と (2)一時停止 の2種類があります。どちらも一見似ていますが、データの扱いがまったく異なるため、操作前に比較しておく必要があります。
まず 完全削除(本削除) は、アカウント名・投稿・ストーリーのアーカイブ・フォロワー・DMなど、ほぼすべてのデータが一定期間後に消えます。削除操作を行った瞬間にすべてが消えるわけではありませんが、ログアウトした状態のまま約30日を過ぎると、データは完全に削除され復元はできません。特に、ビジネス利用をしている人や、友達とのメッセージが残っている人は注意が必要です。
一方で、一時停止 はデータが残った状態で非表示になる仕組みで、フォロワーから見てもプロフィールが見えず、投稿も記事一覧から消えたように見えますが、相手のDMからはやり取りが残っているケースもあります。「今は見られたくない」「SNSを一旦休みたい」という場合は、こちらのほうが安全といえるでしょう。
よくある勘違いですが、削除=すぐに全部消えるわけではない という点も押さえておきたいポイントです。実際には、削除処理を行いログアウトした後、規定の期間が経過したタイミングで初めて全データが消えます。また、データが消えた後は、同じアカウント名を再び使えるとは限らない点にも注意が必要です。
● アカウント復元の可能性と条件
削除後の復元に関しては、「いつ操作したか」「どの種類の削除を選んだか」によって可能性が変わります。
まず、完全削除を選んだ場合でも 約30日以内なら復元可能 です。やり方はシンプルで、再度Instagramのログインページを開き、アカウント名とパスワードを入力するだけ。ログインに成功すれば、その瞬間に削除リクエストが取り消され、元の状態へ戻ります。
ただし、登録していたメールアドレスや電話番号にアクセスできない場合は、ログインができず復元が不可能になるため注意が必要です。とくに、メッセージやストーリーのバックアップを取らずに削除申請をしてしまい、あとから復元したくなる人も多いため、削除前に連携情報の確認を行うことも必須といえます。
逆に、一時停止の場合はもっと簡単で、ログインすればすぐに復元されます。もちろんデータもそのまま残っており、フォロワーやDMも元の状態に戻ります。
もしログインできない理由がある場合(パスワードを忘れた・メールが届かないなど)は、「パスワードを忘れた場合」からメールアドレスまたは電話番号に再送信し、アクセス可能かを確認してみましょう。それぞれの状況によって対応が異なるため、削除前の情報整理がとても大切です。
2|インスタグラムアカウントを削除する手順
インスタグラムの削除方法は、ブラウザ(Web)から行う場合 と スマホアプリから行う場合 で少し手順が異なります。2025年現在は、アカウントセンターや設定画面が統合されており、以前よりも操作が分かりやすくなりました。とはいえ、「ページが日本語で表示されない」「lineやfacebookと連携していて不安」という声も多いため、ここでは注意点も含めて説明します。
● ブラウザからの削除手順(PC / スマホ共通)
ブラウザで削除する場合、検索から削除ページに直接アクセスできることもありますが、公式が推奨しているのは アカウントセンター経由で行うやり方 です。以下が最も安全でおすすめの手順です。
1.ブラウザでInstagramにログイン
電話番号・メールアドレス・アカウント名などでログインできます。
ここから先の操作は、本人しか行えないため注意してください。
2.左下のメニューから 「設定」→「アカウントセンター」 を開く
Web版では位置が少し分かりづらいので、ページをスクロールして確認します。
3.「個人の詳細」→「アカウントの所有権とコントロール」 を選択
削除・一時停止どちらもここから進みます。
4.「アカウントの利用解除または削除」 をクリック
ここで削除したいアカウントを選ぶ点に注意。
5.「アカウントを削除」を選択 → 削除理由の入力
日本語で説明が表示されるので、そのまま案内に従います。
6.パスワードを入力して削除を送信
この時点ではまだ仮削除(30日間の猶予つき)です。
途中でfacebookアカウントが連携されている場合、確認ポップアップが出ることがありますが、そのまま進めて問題ありません。
● スマホアプリからの削除方法(iPhone / Android)
スマホアプリの場合は、操作が直感的でInstagram初心者にも分かりやすい流れになっています。
1.Instagramアプリを開く
2.右下のアイコンをタップしてプロフィールへ移動
3.右上のメニュー → 「設定とプライバシー」 を選択
4.「アカウントセンター」→「個人の詳細」→「アカウントの所有権とコントロール」
5.「アカウントの利用解除または削除」から対象アカウントを選ぶ
6.「削除」を選択 → 理由を選ぶ → パスワード入力
7.最後に削除を確定
動画投稿やtiktok連携を利用している人でも、削除によってデータが残ることはないので安心してください。ただし、削除後に名前やデータを残した状態でアプリにログインしようとするとエラーになることがあるため、削除後は一度アプリを閉じるなどの処理を試すこともあります。
3|削除したアカウントの復元方法
● 復元可能な期間と手続き
インスタグラムのアカウント削除には猶予があり、削除操作を行ってもすぐにデータが完全消去されるわけではありません。2025年現在も、削除後 30日以内 であれば復元できる仕組みが公式に紹介されています。この期間中であれば、投稿履歴・フォロー状況・DM などがそのまま復活するため、誤って削除してしまった場合でも、慌てる必要はありません。
復元の方法はシンプルで、削除したアカウントに 再度ログインするだけで完了 します。ログイン画面にアカウント名とパスワードを入力すると、「削除予定のアカウントです。復元しますか?」という案内が表示されるため、そのまま進めればOKです。
ただし、削除してからの期間が長くなるほど、復元できる保証はありません。特に、メールアドレスや電話番号の変更を行っていた場合、ログインに必要な情報が一致せずアクセスできないケースもあります。過去に複数アカウントを使っていた人は特に混同しやすいため、どの連携情報を使っていたか事前に確認しておくことが今後のトラブル回避につながります。
また、Instagramの仕様は2025年以降もアップデートが続くため、一時的に復元操作がうまく実行できないこともあります。その場合は、公式ヘルプセンターへの相談ページを利用することも検討しましょう。
● 復元できない場合の対処法
30日を過ぎてしまったアカウントは、データが完全削除されるため通常のログインでは復元できません。この状態になると、写真・フォローリスト・DM の履歴などは非表示ではなく“消去”されているため、元に戻す方法は実際のところほぼありません。
ただし、いくつかの解決策はあります。
まず、パスワードエラーでアクセスできないだけの場合は、右上の「パスワードを忘れた場合」からリセットできる可能性があります。複数デバイスでログインしていた履歴が残っている場合、改めて解除できるケースもあるため、必ず試しておきたい手順です。
完全削除後にどうしてもアカウントを再開したい場合は、新しく作成し直すしかありません。最後の手段ではありますが、プロフィールや写真をまとめて再投稿し、フォロワーへ再度案内していく方法が現実的な活用方法です。
もし企業アカウントの場合は、運営担当者が複数いることも多く、誤操作が発生しやすいため、削除前には情報共有の徹底が必要です。誤って削除してしまった場合のために、投稿画像や説明文をバックアップしておくと安心です。
4|アカウント一時停止と削除の違い
● 一時停止の手続きとその効果
「アカウント削除」と「一時停止」は同じように見えますが、実際にはまったく違う機能です。停止を行うと、プロフィール・投稿・フォロワー数などが一時的に非表示になり、相手からは見えなくなりますが、データ自体は残っています。そのため、SNS疲れなどでインスタグラムの利用を少し休みたい場合は、削除ではなく 一時停止 にしておくほうが安全です。
操作方法は、設定メニューのアカウントセンターから「アカウントの所有権とコントロール」を開き、「一時停止」を選択して進めます。削除と違い猶予期間が必要なく、行うのは一度だけでOK。いずれ再開する予定があるなら、こちらのほうが慎重な選択といえます。
また、一時停止中は相手からDMを送られても届かない場合があるため、ビジネス利用の場合は挨拶文を変更するなどの工夫をしておくとトラブルを避けられます。そのため、利用目的に応じて正しく選ぶことがとても重要です。
● 一時停止からの復元方法
一時停止したアカウントを再開する方法は、完全削除よりもずっと簡単です。ログイン画面からアカウント名とパスワードを入力するだけで、すぐに復元されます。復元後は、保存していたハイライトや投稿もそのまま表示され、DMやフォロワーも元の状態に戻るため安心です。
ただし、以下の点には注意しておきましょう。
・停止中に連携していたメールやパスワードを変更してしまうと、ログインできない原因になります。
・アカウントセンターの画面表示が変わることがあり、一旦アプリを再起動すると改善するケースがあります。
・タイミングによっては、間違って削除側を選択してしまう人もいるため、復元前に必ず確認画面をチェックしましょう。
一時停止は、元に戻る操作が非常にやさしい反面、手順を合っていないまま進めると混乱が起きやすいため、慎重に行うことが大切です。
5|よくある質問
● 削除したアカウントのIDは再取得できる?
インスタのアカウントを削除した場合、同じユーザーネームを再取得できる可能性はありますが、必ず使えるとは限りません。削除後すぐはシステム側で保護されており、登録できない状態が続くこともあります。
また、別のユーザーがそのIDを新規取得してしまうケースもあります。特に人気のある短い名前や、twitterと共通のネームを使っていた場合は注意が必要です。複数アカウント運用している人は、消し忘れや勘違いが起きやすいため、削除前にしっかり確認しておきましょう。
どうしても同じ名前を使いたい場合は、少しスペルを変える、記号を追加するなど、新しいプロフィールとして調整する方法が現実的です。
● 復元手続きのトラブルシューティング
復元がうまくいかない場合、多くは ログイン情報の不一致 や 手順ミス が原因です。
・ログイン画面でネームが違っている
・パスワードを忘れてしまっている
・投稿データが見つからずエラーが出る
・パソコンでは成功しないのに、スマホでは成功する
・リンクから進む手続きが途中で止まる
こういった問題が起きた場合は、まず無料で使える公式サポートページを確認し、案内されているリセット手順を試してみましょう。企業アカウントの場合は、サービス運営の担当者が複数いることも多く、商品画像やパスワードの管理が散らばっていることが原因のこともあります。
手続きが難しいと感じたら、公式ヘルプ内の案内に沿って問い合わせを行い、サポートを受けてください。Instagramは仕様変更が頻繁に行われるため、2025年も最新情報を確認しながら進めることが成功への近道になります。
・「今後も一切使わない」なら削除(ただし30日以内なら復元可)
・「しばらく休みたいだけ」「今は見られたくない」なら一時停止
・30日を過ぎた本削除後や、規約違反による完全削除は基本的に復元不可
という前提で、目的に合わせて「削除」と「一時停止」を使い分けるのが安全です。