インスタで自分がいいねした投稿を確認する方法を解説
2025/11/26
目次
１Instagramでいいねを押した投稿を確認する方法
・自分がいいねした投稿を確認する手順
・他人がいいねした投稿を確認する方法
２いいね履歴に投稿が表示されない原因
・投稿が削除またはアーカイブされた場合
・相手のアカウントが非公開または削除された場合
３いいねの有効活用法
・おすすめ表示の精度が上がる
・後で見返すための“ブックマーク的な使い方”
・交流の入口として活用する
・クリエイターやブランドの応援にもつながる
４SNSとの付き合い方と心理的な不安の軽減
・心理的な不安を軽くする方法
・いいねを使わずに気持ちを伝える方法
５まとめ
１｜Instagramでいいねを押した投稿を確認する方法
Instagramは、写真や動画が中心のシンプルなSNSですが、毎日たくさんの投稿を閲覧していると、「あの投稿、もう一度見たいのにどこへ行ったんだろう？」と探せなくなることがあります。フィードのハートマークを何気なく押しているうちに、誰でもそうした“見失い問題”を起こしがちです。もし、iphoneやandroid、pcなど複数の端末からログインして使用しているなら、なおさら記憶だけに頼るのは大変です。そこで役立つのが、自分がいいねを付けた投稿を一覧で表示できる機能です。この章では、最新のアプリ版を前提に、画面上部や下部のメニューからどの項目を開き、どのような手順で履歴をたどるのかを徹底解説します。あわせて、他人のいいねをどこまで確認できるのか、仕様上「知らないと誤解しやすいポイント」も分かりやすくまとめていきます。
●自分がいいねした投稿を確認する手順
まずは、自分が過去にいいねした投稿をまとめてチェックする方法から解説します。Instagramには「いいね履歴」を一覧で表示する項目があり、時間が経ってからでも内容を確認できるようになっています。
＜具体的な手順＞
１．Instagramアプリを開く
２．右下のプロフィールアイコンをタップ
３．右上のメニュー（≡）を選び、項目一覧を開く
４．「アクティビティ」をタップ
５．インタラクションから「いいね！」をタップ
これで、自分がいいねした写真・動画が、時系列順に表示されます。
検索やタグからたどる必要がなく、Instagram自体が自動でまとめてくれているため、特定の投稿にもう一度アクセスしたいときに非常に便利です。
また、この画面では
・並び替え
・期間を絞る
といった操作も可能です。たとえば「昨日見た投稿だけ確認したい」といった場合は、日付で絞り込むと一瞬で目的の投稿にたどり着けます。
ただし、Instagramの仕様上、表示される履歴には一定の制限期間があることに注意してください。すべての「いいね」が無限に保存されるというわけではありません。
●他人がいいねした投稿を確認する方法
次に、多くの人が気にする「他人が過去にいいねした投稿は確認できるのか？」という点について解説します。結論から言えば、Instagramでは2019年以降、他人がいいねした投稿の履歴をまとめて閲覧する機能は廃止されています。
◎なぜ確認できないのか？
理由は、プライバシー保護の強化です。
かつては「フォロー中」タブから、フォローしている相手がどの投稿に共感していいねしたかが分かりました。しかし、この仕組みはユーザー間の不安を生みやすく現在は非公開になりました。
◎では何が見られる？
ただし、以下のような“部分的な閲覧”は可能です。
・投稿の「いいね一覧」を開けば、いいねしたユーザーの名前が表示されることがある
（全ユーザーではなく、一部のみ表示）
・最新投稿の場合、フォローしている相手がいいねしていれば、たまたまその名前が見えることもある
・投稿を開いたときに、「○○さんがいいねしました」と表示されるケースがある
しかし、これらは1つの投稿ごとに個別に確認する必要があり、履歴として一覧でチェックすることは不可能です。
◎GoogleやTikTokのように検索で分かる？
「他のサイトやアプリなら何かしら方法があるのでは？」と期待する方もいますが、Instagramのいいね履歴は外部のサービス（Google検索やTikTokなど）からは確認できません。プラットフォームごとに閲覧範囲は異なり、Instagramはとくにプライバシーを重視した仕組みになっています。
つまり、他人のいいね情報は“基本的には見られない”という前提で使うのが良いでしょう。
２｜いいね履歴に投稿が表示されない原因
「たしかにいいねしたはずなのに、履歴に出てこない…」
こうしたケースはInstagramでは珍しくありません。履歴機能の不具合ではなく、投稿自体の状態によって表示されなくなるパターンが多いため、この章では原因をひとつずつ整理して解説します。
●投稿が削除またはアーカイブされた場合
まず大きな理由として挙げられるのが、投稿者が投稿を削除またはアーカイブしたケースです。
◎削除された投稿
投稿者が写真・動画・文章を含む投稿を削除すると、Instagram内のデータ自体が消えるため、あなたがどれだけ昔にいいねしていたとしても、履歴には表示されなくなります。
削除された投稿は
・通常のフィード
・プロフィール画面
・保存一覧
・いいね履歴
いずれの場所にも残らず完全に消えるため、これは仕様として避けられません。
◎アーカイブされた投稿
アーカイブとは、投稿者が投稿を“自分だけが閲覧できる状態に移動する”機能です。
イベント開催時の告知投稿や、シーズンが終わったキャンペーン記事を一時的に非表示にしたいときに使われます。
アーカイブされた投稿は次のような動きをします。
・投稿者本人の画面 → 閲覧可能（アーカイブ専用ページ）
・ほかのユーザー → 一切表示されない
つまり、自分が以前いいねを送った投稿であっても、投稿者がアーカイブ操作をした瞬間に、あなたの履歴画面からも消える仕組みになっています。
これはInstagram全体で統一された動きであり、特定のカテゴリの投稿（写真・動画・イベント告知など）に限らずすべて同様です。
●相手のアカウントが非公開または削除された場合
次に、投稿者側のアカウント状態が変わったことで履歴が表示されなくなるパターンです。
◎アカウントが非公開（鍵アカ）になった場合
フォロワー限定の非公開アカウントへ切り替えると、以下のように挙動が変わります。
・あなたが相手をフォローしている → 投稿は引き続き閲覧可能
・あなたがフォロワーではない → いいね履歴にも投稿が表示されない
つまり、フォロー状態によって見える／見えないが大きく異なります。
◎相手からブロックされた場合
ブロックされると、相手の投稿はすべて非表示になります。
いいね履歴にも反映されず、プロフィールすらアクセスできません。
Instagramのブロックはtwitterなど他SNSと同様で、「投稿・ストーリー・フォロワー一覧」などすべて閲覧不可になる強い制限です。
◎アカウント自体が削除された場合
アカウントが削除されると
・投稿
・フォロワー情報
・プロフィール
などすべてが消えるため、当然ながら履歴からも消えます。
削除は本人の意思だけでなく、利用規約違反によりInstagram側が強制的に退会処理を行う場合もあります。
◎海外など一部地域で限定公開になった場合
国や地域の設定によって、一部の投稿が閲覧できなくなるケースもあります。Instagramは地域ごとにコンテンツ表示が異なるため、相手の設定が替えられると、あなたの画面から表示されなくなることがあります。
３｜いいねの有効活用法
Instagramの「いいね」は単なるリアクションではなく、上手に使うことでアプリ体験を大きく向上させてくれる便利な機能です。現在のInstagramではアルゴリズムが高度化し、あなたの行動の細かな変化もきめ細かく学習しています。つまり、いいねを押す行動は、アプリ全体のおすすめ表示・検索結果・タイムラインの調整に影響を与える“重要な信号”と言えます。
ここでは、いいねの正しい使い方や、活用をさらに広げるための考え方について詳しく紹介します。
●おすすめ表示の精度が上がる
Instagramは、あなたが過去に押した「いいね」から興味や嗜好を学びます。
例えば、料理や旅行の写真にいいねを付ける期間が続くと、右上の「発見タブ」には関連性の高い投稿が並びやすくなります。これはアルゴリズムが「この人はこういうジャンルに興味がある」と判断するためです。
また、リールの視聴時間やスクロール速度よりも、「積極的にいいねした投稿の傾向」は強く反映される傾向があります。
つまり、あなたが“本当に好き”だと感じたコンテンツに対して、迷わずいいねを押すことで、Instagram全体の体験が大きく改善されていきます。
●後で見返すための“ブックマーク的な使い方”
いいねは保存機能ほど整理できるわけではありませんが、「軽いお気に入り」として気軽に活用できます。
・また見たいレシピ
・参考にしたいデザイン
・心に残った文章
・好きなブランドの新しい投稿
こうしたものに気軽にいいねしておくと、あとで履歴から一覧で見返すことができ、スマホ上で情報整理がしやすくなります。
「保存」との違いとしては、保存はフォルダ分けができる一方で、いいねはシンプルでスピーディに行える点がメリットです。
場面に応じて使い分けると、Instagramの情報管理が圧倒的にしやすくなります。
●交流の入口として活用する
いいねは、コメントのように時間をかけずに、相手に気持ちを伝えられるコミュニケーション手段として非常に便利です。
・知り合いの投稿に軽く反応したいとき
・コメントするほどではないけれど共感したとき
・ストーリーの内容に少し心が動いたとき
こうした場面では、いいねがとても役立ちます。
現在のInstagramでは、ストーリーにも「いいね」を送れるため、既読だけでは伝えられない気持ちを簡単に示すことが可能です。
また、いいねを習慣化すると、アプリ側が「この相手との関係性は深い」と判断し、投稿がタイムラインに表示されやすくなる可能性があります。
つまり、いいねは単なるリアクションではなく、人とのつながりを管理する“インターフェース”の役割も果たしています。
●クリエイターやブランドの応援にもつながる
Instagramのアルゴリズムは、投稿の反応力を測る際に「いいね数」や「保存数」を重要視しています。
良い投稿を見つけたらいいねを押すことで、クリエイターへの応援になりますし、新しい作品や商品が表示されやすくなることもあります。
美容・グルメ・旅行などのジャンルでは、いいねの多さが商品の売れ行きや店舗の集客に影響する場合もあります。
“応援したい相手がいるときの小さなアクション”としても、いいねは大きな意味を持っています。
４｜SNSとの付き合い方と心理的な不安の軽減
Instagramは便利で楽しい反面、気づかないうちに心の負担を増やしてしまうことがあります。
とくに以下のような悩みは、現在多くのユーザーが抱えています。
・「人の投稿を見るたびに焦る」
・「いいねが少ないと不安になる」
・「SNSに振り回されている感じがする」
・「見たくない投稿が並び、気持ちが沈む」
本章では、こうした不安を軽くするための方法と、いいね以外で気持ちを伝える方法をまとめています。
●心理的な不安を軽くする方法
◎SNSを見る時間を区切る
Instagramはスマホで気軽に開くことができますが、その分「なんとなく開く」回数も増えがちです。
右上の時計やスマホのスクリーンタイム機能を活用し、利用時間の目安を設定すると、気持ちが整理されやすくなります。
◎比較がつらい時期は「ミュート」が有効
フォロワーを解除する必要はありません。
投稿やストーリーを一時的に非表示にすることで、特定の情報が見えやすくなる期間をコントロールできます。
Instagramのミュート機能は、相手に通知が行かないため安心して使えます。
◎“新しい情報”を取り入れる量を調整する
情報の多さは魅力でもありますが、多すぎると気持ちが疲れやすくなります。
検索タブを開くと次々にコンテンツが流れてきますが、少し疲れたと感じるときは、スマホを閉じて深呼吸するだけでもリセット効果があります。
◎気持ちが揺れやすい時期は「保存・いいね」を控える
不安が強い状態のときは、反応するほど気持ちが振り回されることがあります。
そのため、期間限定でいいねや保存を控える“距離を置く使い方”も有効です。
◎SNSは“生活の一部”であって、“全部ではない”
Instagramは便利な場所ですが、それだけに依存する必要はありません。
不安の原因がSNS自体にある場合、スマホとの距離を少しだけ離すことで、気持ちのバランスが驚くほど取りやすくなります。
●いいねを使わずに気持ちを伝える方法
「いいねを押すと余計な誤解を生むかもしれない」
「古い投稿にいいねするのがためらわれる」
こうした悩みを持つ人もいます。
そんなときは、いいね以外の“伝え方”をうまく使うと、気持ちを整理しながらコミュニケーションを取ることができます。
◎１：DMで感想を伝える
DMは投稿画面の右上からすぐ開けます。
いいねを押さずに「見ましたよ」「素敵だと思いました」と伝えられるため、誤解の心配がありません。
◎２：ストーリーで軽く紹介する
シェアした投稿をストーリーに載せると、いいねを押さなくても相手に気持ちが届きます。
シェアには“応援している”という温かいニュアンスがあり、受け取った側も嬉しく感じやすい方法です。
◎３：保存機能を活用する
「いいねは押したくないけれど後で見返したい」
そんなときは“保存”が便利です。
保存はフォルダで並び替えができるため、古い投稿でも安心して整理できます。
使い方はシンプルで、投稿の右下にあるアイコンをタップするだけです。
◎４：コメントで気持ちを言葉にする
文章だからこそ伝わる温かさもあります。
短い言葉で構いません。「素敵ですね」程度でも十分好意が伝わるため、いいねを使うわけではなくても、自然にコミュニケーションできます。
まとめ
インスタの「いいね」は、インスタグラムを楽しむ上で欠かせない機能です。フィードやストーリーズのハートマークを何気なく付けていても、その履歴をうまく活用すれば、あとから見返したい画像や投稿を探しやすくなります。本コラムでは、いいねの確認方法や非表示になってしまったときの対処法を整理しました。投稿が削除された場合や、相手の設定変更など、公式の仕様による問題も多く、「あれ？前に見た投稿がない」と感じたときも、理由を知っていれば落ち着いて対応できます。
また、AIによるおすすめ表示やアルゴリズムと関連して、いいねは今後ますます重要な“サイン”になっていくと考えられます。一方で、誰かの反応やメッセージが気になりすぎると疲れてしまうこともあります。そんなときは、lineなど他の連絡手段を使ったり、いいねをあえて取り消す・控えるなど、自身のペースを守る工夫も大切です。いいねのボタンひとつに振り回されるのではなく、「どう使うと自分が心地よいか」を意識しながら、今後もインスタとの付き合い方を見直していきましょう。